続・ワカンナイ

 バンドをやってると、こういうやりとりがある。


 「お前の歌は何が言いたいのかさっぱり分からん。もっとこう唄っていうのはな、いいか聞けよ、まず歌詞は・・・云々・・・皆が求めているのは・・・・あーだこーだ・・・ギターっちゅうのは・・・なんじゃかんじゃ・・・そうすればもっと皆が喜ぶし盛り上がるだろう?大体最近のバンドやってる奴等はなっとらんよ。ロックは・・・ブルースは・・・・・・。」

 「はぁ・・・そうっすか・・・すんません・・・zzz・・・ハッ(!)・・・そうっすね・・・そうっすか。」


 小生、殆ど「そうっすか」「そうっすね」としか言えないのだが・・・だいたい言われることは一緒であり、自分でも自分が何を歌っているのかよく分かっていないのだから、至極ごもっともな意見だ。小生、反省、自己嫌悪または座禅して滝にうたれて合掌である。

 
 しかし、たま~に、自分の世界観ばかりを何故だかコッチに求めて来る不思議な人がいるのだ。リングには上がらないで、安全な場所から人を非難するだけの「自称詩人」及び「自称ぶるうすめん」。これまた不思議と年齢を問わずして共通していらっしゃるのだ。


 このお方達につかまると厄介なのだ・・・


 最初はいい。コチラの演奏にイチャモンをつけるだけだし、それは的を得ているのだし慣れてもいるのだが、いつの間にか自分が作るような詩や演奏をコッチに求めだすから困るのだ。小生はその方々の代弁者ではないので、いつもいつも丁重にお断りするのだが、分かってくれない。きまってこう言われる。


 「そうやって自分の世界に閉じこもるんじゃない!!」・・・と


 ああ、ビックリした。一瞬絶句してしまうんだが、一呼吸おいて小生は言う


 「そのお言葉、そのままお返しいたします。」・・・と


 すると相手は烈火の如く怒る。生意気だ、大人をなめるな、このド下手くそのパンクかぶれが・・・といった類の言葉で散々罵倒される。


 年上は敬え、年下だろうが人の意見はちゃんと聞けっつうしな・・・

 よし、ここは一つ敬意をもって反論しよう!


 「センセイアナタハカヨワキオトナノダイベンシャナノデスカ?」


 ・・・無理だ(泣)。

 棒読みになってしまう・・・それならば


 「コヒシクテ、ナキダシタ、ヒビナドモウオワスレニナテシマタノ?」


 ・・・ダ、ダメだ(泣)。



 嗚呼、もういいや・・・



 「うるせえ、目クソが鼻クソ笑ってんじゃねえ。ブルースだって手前なんぞに同情されたかねえんだよ、このクソたわけが。家に帰って母ちゃん相手に死ぬほど歌って来いアホンダラ。」


 「・・・・・・・・・・・・・・・・・(怒)」


 ええ・・・そりゃあもう・・・ボカスカ殴られましたよ。



 随分と昔の話になりますが・・・


 色々ですな。 
[PR]

by aonekoroman | 2009-07-10 08:31 | 実録☆管理人の戯言  

<< 怪奇なるモノ 岡崎さんの本 >>